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1999/09/13
<党代表選>3候補、TBS「NEWS23」に出演
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民主党代表選告示3日目の13日、鳩山、菅、横路の3候補はTBSの報道番組「NEWS23」にそろって生出演した。番組の中で筑紫哲也キャスターは、支持率低下の理由、自自公路線、憲法改正論議のなどのテーマについてストレートに質問、3候補の違いを浮き彫りにしようとした。


●番組の中での筑紫キャスターとの主なやりとりは次の通り。

◇ 支持率低下の理由

筑紫キャスター
「参院選に大勝したのに、その後なぜこんなに絶不調なのか?」


鳩山候補
「4党が1つになったので、分裂を恐れて激論を避けてきた。自分たちの土俵を作らず、相手の土俵に乗ってしまった」

横路候補
「自民党の違いが明確にできず、政策の違いをしっかり示せなかった」

菅候補
「参院選大勝後、金融再生法、情報公開法の成立など、それなりに頑張った。ただ自自公になって、国会で思うように意見が通らなかくなった。今は踏ん張りどころで、やることをキチンとやればわかってもらえる」



筑紫キャスター
「菅代表のリーダーシップに問題はなかったか?」


鳩山候補
「菅代表だけでなく執行部全体が遠慮しすぎた。まだ完全な信頼関係がまだ生まれていない」

横路候補
「確かに党全体の問題だが、もっとチームプレーはやれたとの思いはある」



◇自自公路線について

筑紫キャスター
「菅さんを首相に推した自由・公明両党を自民党に押しやったことはないか?」


鳩山候補
「自自公両党とももともと与党志向だった。自由党は(昨年秋の)金融国会当時から自民党に顔が向いていた。われわれがいくら努力しても、結局自民党に行ったと思う」

横路候補
「自自公の動きはよく理解できない。しかし支持層は明らかに平和を大事に考える庶民で、自由党の考えと違うはず。われわれの全く考えの及ばないところで選択したとしか思えない」

菅候補
「両党ともかつて新進党という野党第1党だった。でありながらわざわざ解党したところに、選挙を待たずに与党化する布石があったのかなと思う」



筑紫キャスター
「民主党がやったことのリアクションとしてこうなった面はないか?


鳩山候補
「自民党から公明党に対して、脅しも含めた勧誘が相当あったに違いない。過去の苦い体験から無難だとの発想があった」

横路候補
「われわれは選挙という王道を歩いてきた。確かに自民党の戦略戦術にしてやられたが、国民の立場から見れば全く無責任な選択。次の衆院選で闘うしかない」



◇ 憲法改正論議

筑紫キャスター
「自民党は改憲が党是。その対抗軸として、鳩山さんはなぜ野党なのに改憲を出してきたのか?」


鳩山候補
「国民の大多数は改憲。従来の“護憲=ハト派、改憲=タカ派”は古い分け方。大事なのは今の日本にどのような憲法が必要かだ。国権主義的な小沢自由党党首の改憲論に対して、われわれリベラルの側からの改憲論が必要だ」「衆議院で3分の2の勢力を持つ自自公が危ない方向に行こうとしているのに、こちらが何も議論をせずに護憲に凝り固まっていたらもっと危ない」

菅候補
「東チモールなど新たな事態への対応で大いに議論はすべきだが、戦争放棄の考えは大切で、改正は慎重であるべき。今は自自公という巨大与党があり、民主党まで危ないことを言えば丸呑みされるだけ。経済や生活の問題を対抗軸とすべきだ」

横路候補
「旧民主やさきがけでは現憲法を尊重する方針だったので、今回突然、自自公との対立軸として出てきて驚いた。憲法は歴史的な存在。またアジア諸国との関係でも存在してきたので、やはり大事にした方がいい」



筑紫キャスター
「鳩山さんの改憲の内容は9条で軍隊の保持を明記するということだが?」


鳩山候補
「それは世界の流れだ。どう考えても世界第2位の軍事力があって、憲法に明記していないのはおかしい。しかしやらないものはやらない、徴兵制、侵略戦争はしないと明記した方がしっかりと平和を守る立場から大事だ」

横路候補
「文藝春秋の論文を読んだが、特にリベラルな改定とは思わない。例えば9条があったからこれまで武器の輸出をしてこなかった。戦後積み重ねてきた原則が崩れて、一からやり直すことになる。どんな戦力・装備になるのか心配」

菅候補
「かつての自主憲法・自主防衛の議論ではなく、新時代の平和秩序への対応でどう参加できるかは大いに議論する。例えばまだ純粋な国連軍も存在しない。10年位時間をかけて議論したい。短兵急にいくのは好ましくない」



筑紫キャスター
「憲法への意見がこれだけ違う政党が長持ちするだろうか?」


菅候補
「私案として出したのならいい。自民党も意見が幅広いのだから、わが党も大いに議論すべきだ」


筑紫キャスター
「代表によって改憲論が一つの方向が決まることは起きないか?」

横路候補
「もちろん党内の議論は大切だから、議論した上での結論は大切だ」

菅候補
「代表だからといって全て私思う通りになっているわけではない。議論して手続きを経た上で決めることになる」

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