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2003/10/09
【党首討論】菅代表、首相に「不信任」突きつける
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民主党の菅直人代表は9日、臨時国会初の党首討論に臨み、予想される衆議院解散を前に、小泉内閣の限界を鮮明に暴き出した。小泉首相とのやりとりの概要は以下の通り。

菅代表:自民党の政権公約・マニフェストをいつ国民に示すのか。また、公表した後、マニフェストをめぐって公開の場で討論を行うべきだと考えるが、応じるか。

小泉首相:党の公約は、しかるべき時に示す。討論は、どういう場が設定されるのか分からないし、日程もたて混んでくる。

菅:民主党はすべての公認予定候補者にマニフェストに同意する署名をしてもらっている。自民党も同様の手続きをとるのか。2年前の参議院選挙で、郵政事業民営化反対を掲げる候補が、小泉総理と握手して当選したという前科もある。

小泉:私の総裁選での公約が党の公約になる。反対論者も最後には従ってくれる。

菅:総理が自ら衆院を解散すると言っているが、われわれは小泉内閣を不信任するという立場をはっきり表明しておく。不信任の最大の理由は、構造改革も景気回復も、何も進んでいないということだ。2年半かかって、やっと「芽が出た」などと言っているが、いつになったら実がなるのか。

小泉:「ダメだ、ダメだ」と言われるが、明るい兆しも出てきている。

菅:不信任の第2の理由は、国民に「痛みに耐えてくれ」と言いながら、総理自らにその痛みの実感がないこと。また第3の理由は、外交姿勢だ。国連決議なきイラク攻撃に反対した元レバノン大使の具申を、当時読んでいたか。

小泉:読んでいない。

菅:元大使は、外務省の対米一辺倒の外交姿勢を変えるには政権交代しかないと言っている。第4の理由は、総理が政治をゲームのように扱っていること。民主党が日本道路公団総裁の解任を強く迫ったにもかかわらず、それを拒んだ国交相を総理は支持した。ところが今回、大臣が替わると解任を指示するとはどういうことか。選挙に有利、不利で判断しているのか。

小泉:解任するかは、任命権者の考えを尊重しなければ。

菅:第5の理由は、年金・消費税のあり方についての無責任さ。将来展望が何もない。われわれは(年金制度改革に向けた)短期・中期・長期の展望を示している。

小泉:任期の間は消費税は上げないとはっきり言っている。基礎年金の国庫負担率を上げるなら、それ以外にも方法はある。

菅:10年前から自民党の総理は次々と替わったが、政治は一向に変わらない。今のままの生活でいいという人は小泉総理率いる自民党を支持すればいいが、今のままでは日本がおかしくなると思う人は、ぜひ民主党を支持してほしい。

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